踵(かかと)の痛み
- seisyow7595
- 2016年10月14日
- 読了時間: 2分
この時期に多いのが足の痛み、特に「踵(かかと)の痛み」です
秋めいて来て お出掛けしてり、運動するには良い季節になりましたが。。。 特に何をした訳でも無いのに 踵からふくらはぎにかけて 痛みが出て、来院される方が 増えているように思います。
小学生ぐらいのスポーツをするお子さんで、 踵が痛いという場合に見られる疾患の一つに「踵骨骨端症」があります。 別名「シーバー病」ともいわれています。
発症すると考えられる原因をいくつか取り上げました。 一回の外傷によって発症することは少なく、 明らかな原因が無い中で、 運動中に痛みを訴えることが多いようです。 しばらく様子を見ていますが、 痛くて踵をつけることができないような状態になることもあります。 やはり、運動によるアキレス腱の張力と、 繰り返される踵への衝撃が発症する原因であると考えられます。 また、アップシューズで練習しているときはさほどでもないのですが、 スパイクを使用中には特に突き上げによる痛みで、 さらに痛みが増強するという特徴もあります。
一時的に運動や体育を控えて様子を見ることで、 痛みは楽になってきます。 将来的にスポーツができなくなるなどといった心配はありません。
しかし、痛みを我慢して練習する子供たちってけっこういます。
親御さんももしかしたらそうさせてしまっているのかもしれません。
なぜなら・・・
休んだらレギュラーになれない
試合に出たいから言わないでおこう
サボってると思われるのは嫌だ!
こんな感じではないでしょうか?
痛みを我慢しながら練習するようになると、痛みを慢性化させてしまい、 残念ながら早期回復はのぞめなくなってしまいます。
早期からの適切な対応が、早期回復のカギです。
「スパイクの衝撃」「足のアーチの崩れ」が踵の痛みの原因に繋がるのであれば、衝撃を和らげ、アーチをサポートするのが有効です。
その為のツールが、インソール(足底板、中敷き)です