靴が合わないと起こりうる事 ③外反母趾・内反小趾・タコ
- seisyow7595
- 2019年1月22日
- 読了時間: 2分
前回は靴内でこんなに足が動くんだよ~ という事を書かせて頂きました。 今回はそのために起きる足のトラブルについて書きますね。 さて、靴の中で足は前にも後ろにも動くんですが、 やはり前に進むので、最終的には前に行きます。 その結果 靴の先端に何度も足がぶつかり 靴のアッパーの形に、足趾が変形していきます。 もちろん【履いた瞬間からこうなってい場合】はいうに及ばず変形しますが、 最初は大丈夫だったのに、歩いているとだんだんと足が痛く・・・ というのはむくみなどのせいではありません。 【靴内での足のずれ】 このケースが圧倒的に多いのです。 ですので
・紐などで足を靴内に固定できない場合 ・靴内の傾斜と、足の傾斜があっていない場合 ・靴の踵と、足の踵の長さが合わない場合 ・インソールの高さがありすぎて、インソールをテコにして前に滑る場合 靴内で足は必ず前に滑り 足趾の変形が起こってしまうのです。

そして、足の滑り。 足趾が靴内の前壁(靴先)にぶつかるために、 足指は機能できません これが最近流行の浮き趾の原因にもなるのですが 足趾に体重が乗らないまま 足が前に滑ると 何度も何度も足の同じところが擦れてしまい 【タコ】進行すると【魚の目】 の原因になっていくのです。
つまり、いくら合っていないといっても 紐靴で足の甲を抑えてあげる事が、一番てっとり早い予防になるのです。 パンプス・スリッポン・長靴などなどは 靴の内部形状と、足の形状を併せない限り滑りを止める事はできないのです。 この現象は足長(長さサイズ)と、ワイズ(EEとかEEEEとか)では止めれません。 起こっている現象と、視点が違うからですね。 さて、内反小趾ですが 近年の靴はそもそもの靴先形状が内側に曲がっているため (内振り)
(参考までにスパイクの画像使用しています)

長さサイズを合わせて買うと、ほぼ必ず小指が当たり内反小趾になります。 これはメーカーさん、靴屋さんが気づいてくれない限り サイズ計測だけをベースに靴を薦める障害発生 の図式に成りますので、是非、履いたら小指がぶつかっていないかを確認してください